2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『高岡重蔵 活版習作集』の書評5

『高岡重蔵 活版習作集』が、小林章さんのブログ「タイプディレクターの眼」で採り上げられました。 その確かな技もそうですが、その印刷物が放(はな)っているエスプリの部分にも注目です。どう見ても、英国かヨーロッパのどこかで生まれ育った人の仕事に…

第3回「本とのサロン」のご案内

第3回「本とのサロン」は7月23日(火曜日)、場所は前回と同じく竹尾見本帖本店2Fです。 主宰の青木製本所(松岳社)青木英一さんの案内文を少し抜粋してみます。 テーマは前回同様、【紙や布を使ったホントの本の話をしたい】です。 本の作り方に関わる話、…

書評空間16

紀伊國屋書店BookWeb内の「書評空間」に、『[銀河鉄道の夜]フィールド・ノート』(寺門和夫著、青土社)について書きました(ここ→書評空間です)。

『高岡重蔵 活版習作集』の書評4

『高岡重蔵 活版習作集』が『+DESIGNING プラスデザイニング』2013年8月号(6月27日発売)で採り上げられました。一部抜粋させていただきます。本当にありがとうございます! (前略)ビジュアルパートでは自身の欧文組版が海外でも通用するかを試すために制…

『高岡重蔵 活版習作集』の書評3

『高岡重蔵 活版習作集』が『朝日新聞』(6月23日)の書評欄で採り上げられました。 評者は文筆家・イラストレーターの内澤旬子さんです。 (この本に収められた)特に連作は欧文書体と組み版の歴史をたどれるようになっていて、何度見ても見飽きない。著者…

尾崎士郎『没落時代』

没落時代 ──シリーズ 日本語の醍醐味(5) 尾崎士郎 「滝は没落の象徴である。その没落がいかに荘厳であるかということについて説こう。」(「滝について」より) ひたひたと迫りくる没落の翳。落魄への共感。坂口安吾がそのみずみずしい「香気と悲しみ」を…

『欧文活字』が紹介されました!

朝日新聞デジタル(6月14日)で代官山蔦屋書店の馬上綾子さんが、『世界の活版印刷グラフィック・コレクション』(グラフィック社)、『カッパン博士の解剖学講義』(タイプショップg)とともに新装版『欧文活字』を紹介してくれました。 「巻頭付録に活版刷…