2018-01-01から1年間の記事一覧

新装版『欧文組版』ちょい見せ

新装版『欧文組版』、約半分の90ページ目、スモールキャップまで来た。いつの日か、スモールキャップをきちんと使いこなせるようになりたいものです。。。 pic.twitter.com/oOEJMqObPR— 烏有書林 (@uyushorin) December 25, 2018

本づくり協会のグリーティングカード

本づくり協会からグリーティングカードが届きましたー。Neulandとその花形で飾り付けたツリーを見ると、ザ・嘉瑞工房という気がしますよね! まさに相伝のデザイン。嬉しくてついついニヤケてしまいます。 pic.twitter.com/f8iHRKsxeu— 烏有書林 (@uyushorin…

次の新刊をちょい見せ

ゲラのついでに、この本の用字メモも。漢字と仮名、送り仮名やカタカナ語の音引きの有無、数字の表記など、1冊を通して用字のゆれがなるべく少なくなるように気をつけてます。ページによって「コンマ」だったり「カンマ」だったりしたら、内容以外の部分で読…

「薔薇販売人」+もひとつおまけのカラス

ここのところ読書日記&他社本紹介ばっかりで、また烏有本の宣伝がすっかりお留守になってた。あげくにカラス尽くしとは。。。とはいえ、今年はあまり話題がないんだなあ。— 烏有書林 (@uyushorin) 2018年11月21日 今年の新刊、吉行淳之介『廃墟の眺め』の売…

続ヤタガラス&種字の「烏」

家にもう一羽いました。これはヤタガラスのストラップ。たしか熊野本宮大社で買ったもの。いや、那智か、白浜だったかな……。象牙製という話だったけど、ほんとか??? スマホに替えてから使ってません。 pic.twitter.com/xiEe4BNFu7— 烏有書林 (@uyushorin)…

ヤタガラス

『下町ロケット』ヤタガラス編がスタートしましたが、烏有書林の事務所にも一羽ヤタガラスが。烏有の烏にかけて縁起物として置いてます。それにしても『下町ロケット』、悪役のあからさまっぷりにドン引きしつつもついつい見ちゃいますよねー。 pic.twitter.…

『恋空』をじっくり読む

この記事です。『恋空』をじっくり読む - 小さな部屋〈本のある風景〉 https://t.co/ehGAUz8r6j— 烏有書林 (@uyushorin) 2018年11月8日

「坂口安吾歴史小説コレクション」

昨日、七北数人さんご夫妻とちょっとした宴があり、七北さん監修の「坂口安吾歴史小説コレクション」(春陽堂書店刊)既刊分2冊を頂きました! 安吾は歴史物もめっぽう面白いんですよねー。読むのが楽しみです。雌雄の上海蟹セットも美味しかった! pic.twit…

『欧文組版』増補改訂新版

『欧文組版』増補改訂新版(長いな)、やっと増補部分の編集に取りかかれそう。元データではほとんどの段落に段落スタイルが当たってないなどややこしいことになってて、下準備にえらい時間がかかってしまった。。。追加訂正分はA4で20枚以上。何ページにな…

そしてほぼ同じ本が二冊も

帰宅途中、このツイートに惹かれて買ってしまった本。 https://t.co/7k4QQ2JHnz— 烏有書林 (@uyushorin) 2018年10月19日 本蘭明朝をちょっと空けて組んでるのかな? どんな読み心地がするか、楽しみ。 pic.twitter.com/RicHl3bcRG— 烏有書林 (@uyushorin) 20…

『廃校先生』

いま読んでる本。私の母校もとっくに小中廃校になってる。そういえば、教育書を作ってる件の「知人」に、小学校は同級生二人で複式学級だった、といったら驚かれたことがあった。都会の大人数教室だったら、絶対落ちこぼれてたと思う。過疎地でもちゃんと教…

読書用メモ

いま読んでる本、米澤穂信『インシテミル』のメモ。巻頭の暗鬼館見取図に、登場人物の部屋割りと間取(想像)図を足したもの。ミステリー読む時って多かれ少なかれこんなの作ると思ってたけど、知人に「ヒマなの?」って言われちゃった。 pic.twitter.com/Us…

潔い看板

なんとも潔い看板。事務所の近所で何度も見てきたけど、今日初めてその潔さに気づいた。 pic.twitter.com/8fWBSLUqFj— 烏有書林 (@uyushorin) 2018年10月2日

坂口安吾『不連続殺人事件』のPOP!

近所の書店で坂口安吾『不連続殺人事件』のPOPを発見!「太宰治も尾崎士郎も解けなかった~」とあるけど、尾崎士郎の知名度の低さは身に泌みてます(安吾風に「泌みる」で!)。販売に結びつくんだろうか? 昔見た「不連続~」の映画には内田裕也が出てたな…

『デジタルアポロ』

録画してた「ガイアの夜明け」見てて思ったんですが、来年は人類が月に行ってちょうど50年なんですねー。アポロ11号は私と同い年なので(だから名前が“宙”)、私も来年で50歳。— 烏有書林 (@uyushorin) 2018年9月28日 『デジタルアポロ』なんかを読むと、月…

別の本を調べてみました

二日前に「いま読んでる本」として紹介したのと同じ著者・同じ出版社の別の本を調べてみました。目次ページには普通に読める英語タイトルが印刷されていたので、先日「可読性30%ぐらい」と書いたのは、ダブリのような印刷ミスじゃなくて、ちゃんとデザイン…

可読性○○%

いま読んでる本。目次ページの下にうすーく印刷された英語タイトルが気になる。可読性30%ぐらい?(可読性の単位が%かどうかは不明だが……) pic.twitter.com/YGUytc0ahb— 烏有書林 (@uyushorin) 2018年9月25日 可読性ついでに、むかし書いてたブログの記事…

嘉瑞工房にて

嘉瑞工房で龜鳴屋さんの本に会うなんて! pic.twitter.com/3yfP0YyW5U— 烏有書林 (@uyushorin) 2018年9月18日 嘉瑞工房で見せていただいた、御年100歳のグドルンさんの書体、Diotimaのフォント。ピカピカです。 pic.twitter.com/l7NywJMAQx— 烏有書林 (@uyus…

『うさぎがきいたおと』原画展

地下鉄の浅草駅で降り松屋方面出口から出てすぐ目に入るのはこの松屋! pic.twitter.com/DUQOXfXXCM— 烏有書林 (@uyushorin) 2018年9月17日 浅草Book&Design Galleryの絵本『うさぎがきいたおと』原画展です。さらさんの木版画がとても綺麗! pic.twitter.co…

安吾ゆかりの桐生で「明治・大正・昭和の葬儀と葬列」展

桐生で開かれてる「明治・大正・昭和の葬儀と葬列」展、「坂口安吾(1906~55年)の葬儀写真など40点が来場者の目を引いている」「安吾のデスマスクを取っている様子を、友人が撮影した写真もある」とのこと。面白そう。最近の書き込み、なんか安吾づいてる…

『Sakiko Nomura: Ango』を読み終えた

昨日紹介した『Sakiko Nomura: Ango』を読み終えた。普段は文学作品に写真やイラストなどを後から足すのは好きじゃないんだけど、これは良かった。「戦争と一人の女」自体は何度も読んでるけど、テキストの初出部分を黒で、GHQによって削除された部分をグレ…

『Daido Moriyama: Ango』と『Sakiko Nomura: Ango』

森山大道・野村佐紀子の写真と坂口安吾「桜の森の満開の下」「戦争と一人の女(無削除版)」を組み合わせた本、『Daido Moriyama: Ango』と『Sakiko Nomura: Ango』が届きました。図書設計家協会の冊子で紹介されててつい……。「Sakiko~」はなんと小口が捩じ…

『あしかぜ』出来!

本文組版などをお手伝いしてた本が完成しました。市販されない、書店には並ばない本なので、写真でまとめて紹介しちゃいますね。内容は日本文学の論文集。とても美しい本に仕上がったと思いますが、いかがでしょう? pic.twitter.com/ygxXorWjVG — 烏有書林 …

『老薔薇園』のタイトル書体

石井宋朝体、うちの金子光晴『老薔薇園』のタイトルで使った文字です。最初は金属活字の長宋体(津田三省堂)を使おうと清刷りを依頼したら、名古屋活版さんがすでに母型を破棄してしまった後で、慌てて写植で打ってもらいました。タイトル用に、シャッター2…

石川桂郎の文章が載っている本

烏有書林で出してる『剃刀日記』の著者、石川桂郎の文章が載ってると知って注文した本が今日届いた。文字で地図を表した洒落たジャケットをめくり、表紙を見て美しさにドキッとした。もしや、とページをめくると、やはり小泉弘さんの装丁だった。なんだか得…

事務所に着いたら坂口安吾『勝負師』が!

事務所に着いたら坂口安吾『勝負師』が! 中公文庫の担当編集者さんからは、縁あって石川桂郎『俳人風狂列伝』が中公文庫に入ったときにもお送りいただいたのですが、こうやって二冊並べてみると、うちの「シリーズ 日本語の醍醐味」の第一回配本と同じ顔ぶ…

「下山静香の おんがく×ブンガク」で安吾

今週末の4月14日(土)14時から、渋谷「l’atelier by APC(ラトリエ バイ エーピーシー)」というところで、〈「下山静香の おんがく×ブンガク」vol. 1 〜異端のシンパシー 坂口安吾をめぐって〜〉というイベントが開催されます。 詳細はこちら→裸足のピアニ…

『いんてる』

先日、知人から日本校正者クラブの機関誌『いんてる』第144号(2017.3)をいただきました。 『いんてる』という誌名がとてもいいですよね。活版印刷で使われるインテルは、行間に挟む金属や木製の込め物のことなんですが、しっかり活字を支えながらも決して…

FacebookとTwitter始めました

FacebookとTwitterを始めてみました。 https://www.facebook.com/uyushorin/ https://twitter.com/uyushorin いまいち使い方がよくわかりませんが、とりあえず。 とうとう時代に追いついたなう!

高岡重蔵先生の思い出の会

2月3日、印刷博物館(トッパン小石川ビル)2階の小石川テラスで、「高岡重蔵先生の思い出の会」が開催されました。(以下のカラー写真は嘉瑞工房の高岡昌生さんからご提供いただきました) 会の詳細は「高岡重蔵先生の思い出の会」のご案内で告知されていま…