お知らせ

「無頼の先へ −坂口安吾 魂の軌跡−」展開催!

当ブログ安吾忌2012でも少し紹介しましたが、群馬県立土屋文明記念文学館で安吾関連の展示会が開かれます! 坂口安吾(1906-1955)は、1946(昭和21)年に「堕落論」「白痴」を発表、混乱期にあった日本人に大きな影響を与え、戦後文学の旗手と目されていま…

第29回 高円寺純情出版界のお知らせ

出版関係の勉強会のお知らせです。 案内文をコピペしますので、興味のある方はぜひご参加ください。 気になるテーマのときだけ参加する気軽な会です。 高円寺純情出版界会員のみなさま 高円寺純情出版界2012年3月定例会について、お知らせします。先月3月例…

ジュンク堂書店新宿店へ行こう

ジュンク堂書店新宿店が3月31日で閉店になります。 書評効果でいま売れに売れている『剃刀日記』、新宿店にあった分は今日で売り切れになりました。 うちの本は届くのに時間が掛かるので、おそらくもう補充は間に合わないと思います。(取引先不明で補充注文…

高円寺純情出版界の予告

取り急ぎ出版関係の勉強会のお知らせです。 詳細は後日あらためて。 高円寺純情出版界会員のみなさま詳細につきましては後日ご連絡いたしますが、とりあえず期日とどなたが講師かということだけご連絡いたします。日時:3月28日(水)19時〜 場所:高円…

代官山 蔦屋書店で嘉瑞工房関連本フェア!

いま、代官山 蔦屋書店で、『欧文活字』を中心とした嘉瑞工房関連本フェア開催中です! 井上嘉瑞に始まる嘉瑞工房は、高岡重蔵を経て高岡昌生へと受け継がれる。高岡重蔵を師と仰ぎ、嘉瑞工房に通い詰めた二人、河野英一はイギリスへ、小林章はドイツへと渡…

ネット注文可能に

坂口安吾『アンゴウ』と石川桂郎『剃刀日記』、やっとネット注文が可能になりました。丸善&ジュンク堂書店(ネットストアHON)とセブンネットショッピングでは両方、Amazonでは『剃刀日記』のみ注文できます。→ 2/10『アンゴウ』も注文可能になりました。追…

「エリック・ギルのタイポグラフィ 文字の芸術」展

昨年12月17日から1月29日まで、多摩センターにある多摩美術大学美術館で「エリック・ギルのタイポグラフィ 文字の芸術」展が開かれています。 ここで紹介しようと思っていてすっかり忘れていました。 多摩美術大学のHPから エリック・ギルのタイポグラフィ …

『アンゴウ』『剃刀日記』発売開始

坂口安吾『アンゴウ』と石川桂郎『剃刀日記』、先日伺った青木製本さんのブログで、写真とともに紹介されました! 青木製本所「製本ブログ」より 二冊とも昨日取次店に納品しました。東京堂、三省堂、岩波BC信山社など神保町界隈の書店にはすでに並んでいま…

松岳社 青木製本所を見学してきました!

『アンゴウ』と『剃刀日記』の製本の様子を見学してきました。 今回の製本は2冊とも “マイスターのいる製本所” 松岳社 青木製本所さんにお願いしました。 下の写真は上製本のラインです。 以下ざっくりと工程順に写真で紹介します。 まずいきなりですが、見…

刷り出し

『アンゴウ』と『剃刀日記』の刷り出しが届きました。 上が本文の刷り出し。理想社さんが、とても丁寧に綺麗に印刷してくれました。版面の黒みもバッチリです。これに嘉瑞工房の高岡昌生さんが活版で印刷した栞が入ります。 下は表紙です。少し透明感のある…

石川桂郎『剃刀日記』

剃刀日記 ──シリーズ 日本語の醍醐味(2) 石川桂郎 「死人の顔を一度剃ったことがあった。」(「薔薇」より) 嘘か真か、日常に虚構がまぎれ込む、石川桂郎面目躍如の珠玉短編集。 家業の理髪店を営むかたわら、小説や随筆をものした俳人・石川桂郎の第一著…

坂口安吾『アンゴウ』

アンゴウ ──シリーズ 日本語の醍醐味(1) 坂口安吾 「私は生き生きと悲しもう。」(「ふるさとに寄する讃歌」より) ほとばしる才気、あふれ出る詩情、青い安吾がここにいる。 坂口安吾の詩情あふれる初期の作品を中心に、これまであまり単行本に収録されて…

シリーズ 日本語の醍醐味

本年末から、日本文学の埋もれた名作を掘り起こす「シリーズ 日本語の醍醐味」の刊行を開始します。 七北数人氏を監修者に迎えた本シリーズは、“ハードカバーでゆったり、じっくり味わって読みたい日本文学” をコンセプトに、手に汗握るストーリーではなく、…

第27回 高円寺純情出版界のお知らせ

出版関係の勉強会のお知らせです。 案内文をコピペしますので、興味のある方はぜひご参加ください。気になるテーマのときだけ参加する気軽な会です。 高円寺純情出版界会員のみなさま 高円寺純情出版界2011年10月定例会について、お知らせします(定例月は9…

第26回 高円寺純情出版界のお知らせ

出版関係の勉強会のお知らせです。 案内文をコピペしますので、興味のある方はぜひご参加ください。気になるテーマのときだけ参加する気軽な会です。 7月の高円寺純情出版界例会 会員各位7月の高円寺純情出版界例会ですが、下記のようなトーク会を茶房 高…

「これだけは知りたい欧文印刷の話」セミナーのお知らせ

6月18日に神田川大曲塾という塾(研究会?)主催で、『欧文活字』の著者、嘉瑞工房の高岡重蔵さんと高岡昌生さんお二人のセミナーがあります。 申し込み方法などは嘉瑞工房Newsページ、もしくは神田川大曲塾研究会のお知らせページをご覧ください。 神田川大…

なぜ本の背中を丸くするの?

TypeTalks 第4回が5月28日(土)に開かれます。 題して、 「デザイナーが知っておきたい製本の基礎知識 なぜ、本の背中を丸くするのか?」 出演:青木英一(松岳社 株式会社青木製本所)、高岡昌生(嘉瑞工房) 内容は、 第四回TypeTalksでは、広辞苑やデザ…

第25回 高円寺純情出版界のお知らせ(再)

東日本大震災の影響で延期していた出版関係の勉強会のお知らせです。 案内文をコピペしますので、興味のある方はぜひご参加ください。気になるテーマのときだけ参加する気軽な会です。 高円寺純情出版界会員のみなさま 高円寺純情出版界2011年5月の定例会に…

高円寺純情出版界延期のお知らせ

先日このブログでお知らせした高円寺純情出版界の3月例会が延期になりましたので、取り急ぎお知らせいたします。 高円寺純情出版界会員の皆さま今回の東北関東大地震に被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。決定が遅くなり、申し訳ございません。 …

東日本大地震について

11日、東日本大地震が起こりました。烏有書林の被害は在庫が30〜40冊駄目になった程度です。 特に東北地方の太平洋側が大変なことになっています。 避難所の方々、いまも瓦礫の中にいる方々、どうか頑張って生き抜いてください。 いま私たちにできることを考…

震災関連情報サイト

Googleの地震関連サイト「東日本巨大地震(東北地方太平洋沖地震)」。避難所、炊き出し場所、警報・注意報、義援金情報などがまとめられています。 あと、テレビではあまり報道されませんが、北茨城もかなり酷い状況のようです。ライフライン、炊き出しマッ…

第25回 高円寺純情出版界のお知らせ

出版関係の勉強会のお知らせです。 案内文をコピペしますので、興味のある方はぜひご参加ください。気になるテーマのときだけ参加する気軽な会です。 高円寺純情出版界会員のみなさま 高円寺純情出版界2011年3月の定例会について、お知らせします。 毎度のこ…

第24回 高円寺純情出版界のお知らせ

出版関係の勉強会のお知らせです。 今回のテーマは「青少年条例と図書規制をめぐる半世紀の攻防 ── マンガは「有害」なのか?」、講師は出版ジャーナリストの長岡義幸氏です。 長岡氏が昨年上梓した『マンガはなぜ規制されるのか』(平凡社新書)はここで少…

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』ジャスティン・ハウズ/後藤吉郎 訳

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体 ── Johnston’s Underground type』ジャスティン・ハウズ/後藤吉郎 訳最もロンドンを感じさせる書体、“ジョンストン・サンズ”。その書体設計者であるエドワード・ジョンストンの果たした役割、成果の詳細を紹介する。 エ…

正誤表一覧

下記の出版物に誤植がございました。誠に申し訳ございません。 お手数をおかけして恐縮ですが、ご参照くださいますようお願い申し上げます。 『欧文活字(新装版)』高岡重蔵4ページ・7行目 誤 The Encyclopedia of Type Faces 正 The Encyclopaedia of Type…

ABCでタイポグラフィ・ミーティング

11月6日、青山ブックセンター本店で第1回TYpeTalksが開かれます。 ABCでabcを語ろう! TypeTalks 第一回 小林章×高岡昌生 「欧文フォント好き、集まれ! タイポグラフィ・ミーティング」出演: 第一部:小林章(ライノタイプ社) 第二部:高岡昌生(嘉瑞工房…

『ロンドン地下鉄書体』の進捗状況

大変お待たせしている『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』、ネイティブ・チェック(外国人による訳文チェック)が全体の3/4まで進みました。 可能なかぎり原文に忠実な訳になるよう心がけておりますが、ネイティブにとっても難解な英語であることと、その…

烏有書林ブログ開始

烏有書林ブログ開始です。 先日、羽鳥書店の知り合いに新装版『欧文活字』の魅力について語っていたところ、 「烏有書林のホームページ見ても、全然それが伝わってこないよ。だめだよ、ちゃんと宣伝しなきゃ」 とのご指摘が。 たまたま買ってくれた人がたま…