書物

『アンゴウ』『剃刀日記』発売開始

坂口安吾『アンゴウ』と石川桂郎『剃刀日記』、先日伺った青木製本さんのブログで、写真とともに紹介されました! 青木製本所「製本ブログ」より 二冊とも昨日取次店に納品しました。東京堂、三省堂、岩波BC信山社など神保町界隈の書店にはすでに並んでいま…

松岳社 青木製本所を見学してきました!

『アンゴウ』と『剃刀日記』の製本の様子を見学してきました。 今回の製本は2冊とも “マイスターのいる製本所” 松岳社 青木製本所さんにお願いしました。 下の写真は上製本のラインです。 以下ざっくりと工程順に写真で紹介します。 まずいきなりですが、見…

刷り出し

『アンゴウ』と『剃刀日記』の刷り出しが届きました。 上が本文の刷り出し。理想社さんが、とても丁寧に綺麗に印刷してくれました。版面の黒みもバッチリです。これに嘉瑞工房の高岡昌生さんが活版で印刷した栞が入ります。 下は表紙です。少し透明感のある…

なぜ本の背中を丸くするの?

TypeTalks 第4回が5月28日(土)に開かれます。 題して、 「デザイナーが知っておきたい製本の基礎知識 なぜ、本の背中を丸くするのか?」 出演:青木英一(松岳社 株式会社青木製本所)、高岡昌生(嘉瑞工房) 内容は、 第四回TypeTalksでは、広辞苑やデザ…

まもなく電子書籍元年が終わる

まもなく、何度目かの電子書籍元年が終わろうとしています。 多分、昨日書いたように、「テキストさえ読めればいい」という人は電子書籍にどんどん流れていくでしょうし、あと10年もすれば新刊点数の半分以上が同時に電子書籍でも発売される時代がくるでしょ…

三省堂書店でエスプレッソ

三省堂書店神保町本店で書籍のオンデマンドサービスが始まったというので見にいきました。 オンデマンド印刷機と製本機を組み合わせたもので、和書に関してはリストの中から選んだものがその場でプリントされ製本されて出てくるというもの。洋書は「「Google…

読書なう

とツイッター風に始めてみましたが、ちょっとやってみたかっただけで意味はありません。 今日読んだ(見た?)画集が素晴らしかったので紹介します。 『池田学画集1』(池田学、羽鳥書店)池田学画集1作者: 池田学出版社/メーカー: 羽鳥書店発売日: 2010/12/…

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』出来!

大変お待たせいたしました! 本日『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』ができ上がり、取次店さんに届けました。 できたてホヤホヤの書影を少し紹介します。 ジャケットです。 カリグラフィをしているエドワード・ジョンストンの写真もあります。 生まれたて…

『ロンドン地下鉄書体』の進捗状況、その3

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』のジャケットの色校が届きました。写真はその色校と束見本です。 この中に図版と文字が印刷され、ジャケットが巻かれた姿を想像すると、わくわくしてきます。本を作っていて、表紙やジャケットに使う紙をあれこれと考え…

『ロンドン地下鉄書体』の進捗状況、その2

お待たせしてすみません。『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』、いま本文の最終チェック中で、まもなく表紙周りに取りかかります。 少し内容を紹介すると、 これはエドワード・ジョンストン(Edward Johnston)が1916年にデザインしたジョンストン・サンズ…

『欧文活字』の書評

『欧文活字』(新装版)が『REAL DESIGN リアル・デザイン』という雑誌の11月号(9/16発売)で、丸々1ページを使って大きく採り上げられました! 日本の戦後の印刷界が偽物でなく本当に美しい欧文組版を受容し、国際的に展開していくにあたって大きく寄与し…

『欧文活字』その2 内容について

『欧文活字』その1では印刷について書いたので、今回は本の内容について書きます。 まず巻頭付録では、著者である高岡重蔵さんのご子息、『欧文組版 組版の基礎とマナー』(美術出版社)でもお馴染みの高岡昌生さんの活版原版刷作品4点を収録しました。 S. H…

『欧文活字』その1 活版印刷について

『欧文活字』(新装版)は、 優れた欧文組版で海外での評価も高い嘉瑞工房の高岡重蔵氏が1948年に著した名著『欧文活字』が、新たに巻頭・巻末付録つきの新装版として復活。 というものです。 まずは巻頭付録から。 本書の巻頭には、著者である高岡重蔵さん…