「エドワード・ジョンストンとロンドン地下鉄書体」トークイベント

12月11日、浅草の Book&Design で開かれた「DesignTalks 04 ロンドン地下鉄書体100周年記念 エドワード・ジョンストンとロンドン地下鉄書体」トークイベントに行ってきました。 ゲストは、武蔵野美術大学教授で『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』の訳者で…

ジョンストン・サンズ 100年

ロンドンの地下鉄書体として知られるジョンストン・サンズ(Johnston Sans)が誕生して、ちょうど100年が経ちました。 エドワード・ジョンストンの手になるこの書体は、烏有書林で出している『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』によると、1916年の6月に大…

『Typography 09』誌に記事を書きました

まもなく発売の『Typography 09』(グラフィック社)に、組版について記事を書きました。「これだけは知っておきたい組版の常識・非常識」というコーナーで、嘉瑞工房の高岡昌生さん、コン トヨコさんと分担して、私は和文編と和欧混植編の一部を担当しまし…

TypeTalks 第34回のお知らせ

3月26日に表参道の青山ブックセンター本店で、TypeTalks 第34回「初公開! 岩波書店の組版ルール/書籍組版は「いい加減」がいい加減!?」が開かれます。 青山ブックセンターのサイトでは、 出版社ではどのようなルールに基づいて文字を組み、本をつくってい…

MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店で『小さな出版社のもっとおもしろい本』フェア

1月20日から、MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店で『小さな出版社のもっとおもしろい本』フェアが始まりました。 このフェアは、サンエイムック『小さな出版社のもっとおもしろい本』の中から、梅田店の文芸書担当者が興味をひかれた本をセレクトしたもの。その…

『ペガサスの挽歌』品切に

好評をいただいた『ペガサスの挽歌』が版元品切となりました。あとは市中在庫のみとなります。 いつか増刷したいと思っていますが、今のところ重版は未定です。 ご購入いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

Amazonの『老薔薇園』について

新刊の『老薔薇園』、なぜかここひと月ほど、ネット書店のAmazonでは品切状態になっていますが、ちゃんとリアル書店には並んでいますし、並んでなくても在庫はまだまだあるので書店での取り寄せ注文は可能です。 もし、読みたいがネットで買えないじゃないか…

嘉瑞工房HPリニューアル!

いつもいつもとてもお世話になってる嘉瑞工房のHPがリニューアルされてます! なんかいきなり動き出してビックリです! →嘉瑞工房HP

「小さな出版社のもっとおもしろい本」

10月30日発売のサンエイムック「男の隠れ家」教養シリーズ『大切な一冊に出会いたいあなたに贈る 小さな出版社のもっとおもしろい本』(三栄書房)の中で、烏有書林も取り上げていただきました。昨年の第一弾に続いて2度目の登場です。ありがとうございます…

『老薔薇園』まもなく発売

今日、11月の新刊、金子光晴『老薔薇園』の取次店用の見本が届きました。 415ページはこのシリーズでも最多のページ数。ずっしり重いですが、詩が中心なので意外とすんなり読めると思います。 来週中には本納品・各取次店に入る予定なので、11月初頭から書店…

堀江紙工所訪問

今日は埼玉県戸田市にある堀江紙工所さんに伺い、『老薔薇園』の表紙とジャケットの箔押しに立ち会いました。 これが表紙の箔押し機。 1枚ずつ手作業でセットしてはプレス……を、うちのような少部数の本でも1000回は繰り返していただいてるんですよね。改めて…

1部抜き到着

11月刊行『老薔薇園』の1部抜きが届きました。 写真はその本文とジャケット。1部抜きは、本番用に印刷したものを、確認用に1枚ずつ抜き出したものです。 久々の新刊ですっかり段取りを忘れちゃってましたが、なんとかここまで漕ぎ着けました。あとは箔押し…

金子光晴『老薔薇園』

老薔薇園 ──シリーズ 日本語の醍醐味(7) 金子光晴 「園は廃れた。踏み入る小径もなくなつた。」(「廃園」より) 異色の散文詩集『老薔薇園』を中心に、反骨の詩人・金子光晴の詩業を一望する。 無一文で中国、東南アジア、ヨーロッパを放浪し、冷徹な目で…

紀伊國屋新宿本店で『皆川博子の本棚』フェア開催中!

紀伊國屋書店新宿本店2F-C3棚で「『皆川博子の本棚』皆川博子のおすすめ本フェア」が開催されています。期間は7月3日から8月18日まで。(7月から始まっていたとは……うかつにも最近知りました。早く見にゆかねば!) 紀伊國屋さんのサイト(→『皆川博子の本…

文字は残る

ご冥福をお祈りいたします。

「TOKYO LOCAL PEOPLE」サイトで紹介

神保町にあるコ・ワーキング&イベントラウンジ「エディトリー」(→EDITORY)が運営している「TOKYO LOCAL PEOPLE」というサイトで烏有書林をご紹介いただきました。 TOKYO LOCAL PEOPLEのトップページには、 新旧の価値観が交錯する地域、千代田区神田。THI…

ジュンク堂池袋店で『小さな出版社のおもしろい本』フェア

2月16日から、ジュンク堂書店池袋本店の9階カウンター前で『小さな出版社のおもしろい本』フェアが始まっています。→ジュンク堂書店Webページ サンエイムック『小さな出版社のおもしろい本』については(烏有ブログ2014-12-24)でも少し紹介しましたが、ジュ…

ギャラリー5「タイポグラフィフェア」に行ってきました

東京オペラシティ内にあるショップ《ギャラリー5》に「タイポグラフィフェア」を見に行ってきました。 これは、いま同所アートギャラリーで開かれている「スイスデザイン展」と連動したフェアのようです。展覧会の詳細はこちらで→スイスデザイン展|東京オペ…

ふと考えた

まったくの雑談。 「日本は、あくまで自衛の場合を除き、あらゆる戦争を放棄する。テロも、テロとの戦いも支持しない。ただし、戦いによって虐げられている人々への支援は惜しまない。」 こんなことを言ってくれる人が首相だったら、とふと考えた。望むべく…

『高岡重蔵 活版習作集』品切です

大変好評をいただいた『高岡重蔵 活版習作集』が版元品切となりました。あとは市中在庫のみとなります。 いつか増刷したいとは思っていますが(他の本がたくさん売れて費用を捻出できれば……)、今のところ重版は未定です。 お買い上げいただいた皆さま、本当…

「小さな出版社のおもしろい本」

12月25日発売のサンエイムック「男の隠れ家」教養シリーズ『一度は読んでほしい小さな出版社のおもしろい本』(三栄書房)の中で、烏有書林も取り上げていただきました。ありがとうございます! (目次などの詳細は三栄書房のサイト→『一度は読んでほしい小…

最近読んだ本

ここ最近読んだ本の中から印象に残った文章を少々。「書評空間」が終わってから読みっ放しが続いてたんですが、なにかに書いとかないとすぐ忘れちゃうたちなのでメモ代わりに。どれも面白い本でしたよー。 『文体の科学』(山本貴光、新潮社)から 私たちは…

世界のブックデザイン展

今日、飯田橋の印刷博物館で明日から始まる「世界のブックデザイン展 feat.スイスのブックデザイン」の内覧会とレセプションに行ってきました。 この展示会は、「2014年3月にドイツ ライプツィヒで開催された「世界で最も美しい本コンクール2014」の受賞作に…

第7回「本とのサロン」のご案内

来る11月8日、第7回「本とのサロン」を開催いたします。 「本とのサロン」は、印刷、タイポグラフィ、製本、紙、編集など、出版物の制作に携わるメンバーが集まり、参加者と一緒に、本づくりの現状や今後の課題、将来の展望などを自由に話し合う会です。 (…

日本のタイポグラフィ 五十年の記録展

10月1日から11月14日まで、神田錦町にある竹尾見本帖本店2Fで、日本タイポグラフィ協会創立50周年記念「日本のタイポグラフィ 五十年の記録展」が開催されています。 同協会のWebページ(→日本のタイポグラフィ 五十年の記録展)には、 2014年、日本タイポグ…

10月にジュンク堂書店新潟店で坂口安吾フェア

10月1日からジュンク堂書店新潟店で坂口安吾フェアが始まるようです。場所は1階レジ前とのこと。 今日、フェア用に坂口安吾『アンゴウ』と尾崎士郎『没落時代』の出庫依頼をいただきました。ありがとうございます! 安吾の盟友だった尾崎士郎の本まで並ぶと…

愛書家の楽園「“ひとり出版社”を興す」フェアに行ってきました

先日お知らせした(烏有ブログ 9/8)愛書家の楽園「“ひとり出版社”を興す」フェアが始まりました。 場所はジュンク堂書店池袋本店1階エレベータ前&福岡店3階人文フロアで、期間は9月10日から10月9日まで。→詳しい内容はジュンク堂PR誌『ほんのしるべ 書標』…

愛書家の楽園

この9月10日から10月9日まで、ジュンク堂書店の池袋本店1階エレベータ前と福岡店3階人文フロアで、愛書家の楽園「“ひとり出版社”を興す」フェアが開かれます。→「ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ)2014年9月号」(ページの中ほどにあるPDFで中身が読め…

新潟にて

9月2〜3日、新潟市に行ってきました。 新潟出身の作家・坂口安吾の読書会である「安吾の会」の特別企画として、今年はじまった「夜の安吾ゼミ」に、ゲストとして呼んでいただいたんです。 新潟市民映画館シネ・ウインド代表で「安吾の会」会長でもある齋藤正…

TypeTalks分科会『欧文組版のABC』第2期募集スタート

4月末から全6回で行われた Typetalks分科会、好評により第2期の開催が決定しました。講師はもちろん嘉瑞工房の高岡昌生さん。 嘉瑞工房News(8/1) によると、 4月末から全6回で行われた Typetalks分科会ですが、好評により第2期を行います。今回から活版実…