なぜ本の背中を丸くするの?

 TypeTalks 第4回が5月28日(土)に開かれます。
 題して、
 「デザイナーが知っておきたい製本の基礎知識 なぜ、本の背中を丸くするのか?」
 出演:青木英一(松岳社 株式会社青木製本所)、高岡昌生(嘉瑞工房)
 内容は、

 第四回TypeTalksでは、広辞苑やデザイン年鑑などの製本で定評のある製本会社、松岳社 株式会社青木製本所代表、ドイツ製本マイスターの青木英一さんをお招きし、製本にまつわる疑問にお答えいただきます。 基本的な丸背、角背の構造上の違いを説明した後、最近手掛けられた本の背がなぜ角背になったのか、そして現在の量産されている上製本で丸背、角背にする理由はどのような事柄から判断するかなどをお話されます。製本の種類によって、レイアウトや組版をどう調整するのか、製本や造本、欧文組版についてまで話を広げる予定です。(青山ブックセンター告知文より)

 詳細、申し込みは青山ブックセンターのイベントページ→ABCでabcを語ろう! TypeTalks 第四回から。
 青木製本所は『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』の製本をお願いしたところで、このブログ(2010/11/17)でも書きましたが、ホレボレするような素晴らしい角背に仕上げていただきました。
 ドイツ製本マイスター直々のお話、貴重です。ぜひお見逃し、お聞き逃しなく。