安吾忌2012

 2月17日、第58回安吾忌に行ってきました。私が参加したのは今年で9回目。いつもはただの参加者ですが、昨年末に『アンゴウ』を出したこともあり、今回は本の即売会もさせていただきました。

 これは会場に飾られた坂口安吾と三千代夫人の写真、そしてサントリーの角瓶。

 過去の安吾忌の芳名録などが展示されていました。尾崎士郎江戸川乱歩田辺茂一池島信平など、そうそうたる名前が並んでいます。

 会場でも話したのですが、ちょうど去年の安吾忌の後、三次会が終わって終電がなくなった七北数人さんと私で烏有書林の事務所に行き、そこで「シリーズ日本語の醍醐味」の企画が動き始めたのでした。シリーズ第一弾『アンゴウ』のセレクトを七北さんにお願いするとき、「白痴も堕落論も桜の森もいりません」「いま新刊で普通に読むことが出来る安吾はカッコ良すぎる。もっと身近に感じられる、ドンクサクて可愛い安吾作品を」と依頼しました。
 それからちょうど一年後、安吾忌に『アンゴウ』を並べることができ、持って行った10冊はすぐに完売、後日送付の申し込みもいくつかいただきました。
 あと、4月21日から群馬県立土屋文明記念文学館安吾展が開かれるそうで、会場で『アンゴウ』を販売していただけることに。
 また、今年は「戦争と一人の女」が井上淳一氏監督で映画化されるとのこと。これも楽しみです。
 昨年のアニメ『UN-GO』といい、なんか最近、再び安吾が注目されてきている感じがしますねえ。烏有の本も売れてくれるといいなあ。

 ちなみに恒例の坂口安吾カルトクイズではヤマカンが冴えわたり、10問中9問正解、トップタイの成績で、『爐邊夜話集』の初版本をゲットしました!
 で、例によって二次会、三次会、結局四次会にまで突入し、お開きになったのは朝。いやあ楽しかった。けど、最後はもうベロベロでほとんど何を話したか覚えていない……。なんとか幕張本郷駅にたどり着いてみるとすっかり雪景色。凍え死ぬかと思った。

(追記:もう少しちゃんとしたレポートを坂口安吾デジタルミュージアム用に書きました。よろしければこちらもどうぞ→第58回「安吾忌」(東京)レポート

アンゴウ ― シリーズ 日本語の醍醐味 (1)

アンゴウ ― シリーズ 日本語の醍醐味 (1)