最近ロンドンオリンピックがらみでロンドン市街の映像がよく流れていますね〜。
ロンドン地下鉄で使われている文字や標的マーク(ブルズアイ)はもちろんですが、ロンドン名物の二階建てバスでも、行き先表示や路線番号などで、河野英一さんがデザインしたニュー・ジョンストン書体が次々と映し出されています。
たくさんの日本人がオリンピックの応援にロンドンを訪れていると思いますが、ほとんどの人はそんなことには気づかずに通り過ぎているんだろうなあ。もったいないなあ。
日本人デザイナーの文字がロンドン中にあふれ、バスと一緒に街中を走り回っているんだと思うと、ロンドンにいっそう親しみがわいてきますよね。(詳しくは→烏有ブログ2010/10/29の訪英日記5で。日記3と4では河野英一さんも登場しています)
これからロンドンに向かう皆さん、その前に『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』を読んでから行くと、よりいっそうロンドンを楽しめると思いますよ!
ジョンストンのロンドン地下鉄書体 ― Johnston's Underground type
- 作者: ジャスティン・ハウズ,後藤吉郎
- 出版社/メーカー: 烏有書林
- 発売日: 2010/12/21
- メディア: 大型本
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ついでにもうひとつ。
「くるり」というバンドのシングル『everybody feels the same』のCDジャケットで使われているフォント、ジョンストン・サンズっぽいですね。勝手には使えないニュー・ジョンストンではなくて、オリジナルのジョンストン・サンズをもとに市販用に復刻されたP22 Underground Proの方かな。
everybody feels the same(初回限定盤)(DVD付)
- アーティスト: くるり
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2012/08/01
- メディア: CD
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