『高岡重蔵 活版習作集』の書評4

 『高岡重蔵 活版習作集』が『+DESIGNING プラスデザイニング』2013年8月号(6月27日発売)で採り上げられました。一部抜粋させていただきます。本当にありがとうございます!

(前略)ビジュアルパートでは自身の欧文組版が海外でも通用するかを試すために制作した「アルス・タイポグラフィカ」やカレンダー、年賀状、レターセットなどが紹介されており、それらが50年の月日を感じさせない、美しい印刷で再現されています。作品解説では、使用している書体やその制作背景、時代背景なども丁寧に紹介されているので、タイポグラフィや文字、書体を学ぶひとにとっても貴重な資料となります。
 「この本は僕の『作品集』じゃあない。一介の欧文組版工の腕試し、あくまで『習作集』なんだ」。謙虚ながらも力強い、年月によって磨きあげられた職人としての業を感じられる一冊です。

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