『高岡重蔵 活版習作集』の書評6

 『高岡重蔵 活版習作集』が7月17日の『読売新聞(夕刊)』で採り上げられました。一部抜粋させていただきます。本当にありがとうございます!

 活字だけを使ったデザイン「タイポグラフィー」の世界で、圧倒的にレベルの高い作品を世に問い続けてきた男がいる。その名は、高岡重蔵さん(92)だ。
(略)熟練の技を駆使した作品をじっと鑑賞しているうちにふと思った。形態の美しさに加え、内部に固有のリズムを抱え、無駄も一切、ないところが生き物に似ているな、と。
(略)何回見ても飽きない。これほどの出来栄えを生み出すのに高岡さんが払った代償はいかばかりか?
 ページの奥に血のにじむような努力の跡が透ける。

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