書評空間19

 紀伊國屋書店BookWeb内の「書評空間」に、『ガリ版ものがたり』(志村章子 著、大修館書店)について書きました(ここ→書評空間です)。
 先日、紀伊國屋書店さんから連絡があり、「書評空間」は4月20日で更新をいったん停止し、今後についてはコンセプトも含め全面的に再検討するとのこと。
 なので、私の書評はこれが最後になります。
 連載開始直後に東日本大震災が起こり、この状況の中でどんな本をどう紹介すればいいのか、と考え込んだこともありましたが、結局、時代や社会状況に即したものではなく、ただ自分の琴線に触れた本を、安直にお薦めすることしかできなかった気がします。
 印刷話(『池田学画集1』)から始まった書評ブログなので、最後も印刷話で締めてみました。
 これまで読んでいただいた皆様、3年間、お付き合いありがとうございました。