安吾ゆかりの桐生で「明治・大正・昭和の葬儀と葬列」展

桐生で開かれてる「明治・大正・昭和の葬儀と葬列」展、「坂口安吾(1906~55年)の葬儀写真など40点が来場者の目を引いている」「安吾のデスマスクを取っている様子を、友人が撮影した写真もある」とのこと。面白そう。最近の書き込み、なんか安吾づいてる…

『Sakiko Nomura: Ango』を読み終えた

昨日紹介した『Sakiko Nomura: Ango』を読み終えた。普段は文学作品に写真やイラストなどを後から足すのは好きじゃないんだけど、これは良かった。「戦争と一人の女」自体は何度も読んでるけど、テキストの初出部分を黒で、GHQによって削除された部分をグレ…

『Daido Moriyama: Ango』と『Sakiko Nomura: Ango』

森山大道・野村佐紀子の写真と坂口安吾「桜の森の満開の下」「戦争と一人の女(無削除版)」を組み合わせた本、『Daido Moriyama: Ango』と『Sakiko Nomura: Ango』が届きました。図書設計家協会の冊子で紹介されててつい……。「Sakiko~」はなんと小口が捩じ…

『あしかぜ』出来!

本文組版などをお手伝いしてた本が完成しました。市販されない、書店には並ばない本なので、写真でまとめて紹介しちゃいますね。内容は日本文学の論文集。とても美しい本に仕上がったと思いますが、いかがでしょう? pic.twitter.com/ygxXorWjVG — 烏有書林 …

『老薔薇園』のタイトル書体

石井宋朝体、うちの金子光晴『老薔薇園』のタイトルで使った文字です。最初は金属活字の長宋体(津田三省堂)を使おうと清刷りを依頼したら、名古屋活版さんがすでに母型を破棄してしまった後で、慌てて写植で打ってもらいました。タイトル用に、シャッター2…

石川桂郎の文章が載っている本

烏有書林で出してる『剃刀日記』の著者、石川桂郎の文章が載ってると知って注文した本が今日届いた。文字で地図を表した洒落たジャケットをめくり、表紙を見て美しさにドキッとした。もしや、とページをめくると、やはり小泉弘さんの装丁だった。なんだか得…

事務所に着いたら坂口安吾『勝負師』が!

事務所に着いたら坂口安吾『勝負師』が! 中公文庫の担当編集者さんからは、縁あって石川桂郎『俳人風狂列伝』が中公文庫に入ったときにもお送りいただいたのですが、こうやって二冊並べてみると、うちの「シリーズ 日本語の醍醐味」の第一回配本と同じ顔ぶ…

「下山静香の おんがく×ブンガク」で安吾

今週末の4月14日(土)14時から、渋谷「l’atelier by APC(ラトリエ バイ エーピーシー)」というところで、〈「下山静香の おんがく×ブンガク」vol. 1 〜異端のシンパシー 坂口安吾をめぐって〜〉というイベントが開催されます。 詳細はこちら→裸足のピアニ…

『いんてる』

先日、知人から日本校正者クラブの機関誌『いんてる』第144号(2017.3)をいただきました。 『いんてる』という誌名がとてもいいですよね。活版印刷で使われるインテルは、行間に挟む金属や木製の込め物のことなんですが、しっかり活字を支えながらも決して…

FacebookとTwitter始めました

FacebookとTwitterを始めてみました。 https://www.facebook.com/uyushorin/ https://twitter.com/uyushorin いまいち使い方がよくわかりませんが、とりあえず。 とうとう時代に追いついたなう!

高岡重蔵先生の思い出の会

2月3日、印刷博物館(トッパン小石川ビル)2階の小石川テラスで、「高岡重蔵先生の思い出の会」が開催されました。(以下のカラー写真は嘉瑞工房の高岡昌生さんからご提供いただきました) 会の詳細は「高岡重蔵先生の思い出の会」のご案内で告知されていま…

東大生協・書籍部でフェア中

文京区本郷にある東大生協・書籍部で「小さな出版社の丁寧な仕事」というフェアを開催中、と八木書店の方から教えていただき、さっそく行ってきました。 平台の反対側はこんな感じです。 烏有本もほぼ全点、近々最新刊も並ぶと思います。 お隣には書肆汽水域…

書店がたくさん……

新刊を出すときには、いつも全国の書店さん数百軒に新刊案内Faxを送っています。今回、久々にFaxを送信したんですが、「現在使われておりません」が40軒以上も。。。約2年でたくさんの本屋さんが閉店していました。 そして今日も、 ジュンク堂書店梅田ヒルト…

『廃墟の眺め』まもなく発売

新刊、吉行淳之介『廃墟の眺め』の取次店用の見本が届きました。 とても端正な、いい本に仕上がったように思いますが、いかがでしょう。 本納品は来週、23日に八木書店さん、24日に各取次店さんに入る予定なので、来週後半あたりから書店店頭に並び始めます…

表紙&ジャケット到着

昨日10日、『廃墟の眺め』の表紙の箔押し見本が届きました。 続いて今日、ジャケットの箔押し見本が届きました。 まあジャケットのデザインは本扉とほぼ同じ(いつも扉のデータを流用して一部箔押しに変えてるだけ)なので、写真で紹介するまでもない気もし…

『決定版 ビジュアル 大相撲図鑑』

昨年少しお手伝いした本が届いたので紹介します。 『決定版 ビジュアル 大相撲図鑑』(服部祐兒 監修、汐文社 )。 出版元サイトの紹介文には、 児童書初の本格的大相撲図鑑。日本大相撲協会のバックアップのもと、本場所および稽古中の写真をふんだんに使い…

1部抜き到着

久々の新刊『廃墟の眺め』の1部抜きが届きました(1部抜きは、本番用に印刷したものを、確認用に1枚ずつ抜き出したもの)。写真は扉と本文ページです。 データ入稿から刊行までひと月以上あったので、今回は少し余裕があるかな、と思ってたんですが、もう…

『廃墟の眺め』吉行淳之介

2018年1月23日刊行「シリーズ 日本語の醍醐味」の新刊を紹介します。(店頭に並びはじめるのは1月末〜2月頭あたりになります) 廃墟の眺め ──シリーズ 日本語の醍醐味(8) 吉行淳之介 「私たちの行手に、また廃墟が現れてきた。」(「廃墟の眺め」より) 忍…

『文字と楽園』読了

『文字と楽園 精興社書体であじわう現代文学』(正木香子著、本の雑誌社)を送っていただいたので紹介しますね。 本書は、三島由紀夫『金閣寺』の口絵を皮切りに、村上春樹『ノルウェイの森』、ミヒャエル・エンデ『鏡のなかの鏡』などなど、これまで精興社…

『Typography 12』誌に記事を書きました

まもなく発売の『Typography 12』(グラフィック社)に、書体と組版について記事を書きました。「小説の書体と組み方」というコーナーで、『Typography 09』に書いた記事の続編のような感じなんですが、今回は小説やエッセイといったシンプルな和文縦組に特…

『印刷図書館コレクション』刊行

印刷図書館設立70周年を記念して、同図書館所蔵資料を紹介する『印刷図書館コレクション』が刊行されました。先週10月26日に如水会館で出版記念パーティが開かれたのですが、私も本書の編集をお手伝いした縁からご招待いただきました。 ↑会場の一角に飾られ…

オーナメント・タイプの本

昨日、印刷博物館で、来日中(帰国中?)の河野英一さんの蔵書を見る内輪の会があったのですが、嘉瑞工房の高岡昌生さんにお誘いいただき私もご相伴にあずかりました。 その蔵書とは、英国セント・ブライド・プリンティング・ミュージアム所蔵のオーナメント…

高岡重蔵さん、逝去

先週金曜日、9月15日に、高岡重蔵さんが亡くなりました。 これまで烏有ブログに何度も登場していただき、私にとっては本の著者であり恩師でもある人物なので、このブログでもちゃんとお知らせしないと、とは思っていたんですが、何をどう書いていいかわから…

『ディテール・イン・タイポグラフィ』

できたてホヤホヤの本を送っていただいたので紹介します。 『ディテール・イン・タイポグラフィ 読みやすい欧文組版のための基礎知識と考え方』 ヨースト・ホフリ(著)、麥倉聖子(日本語版監修)、山崎秀貴(翻訳)。 Book & Design(発行)、現代企画室(…

高岡重蔵さん96歳!

今日1月18日は、いつもいつもお世話になっている高岡重蔵さん96歳の誕生日。おめでとうございます! 新年の挨拶も兼ねてご挨拶に伺い、一時間ほど話をしてお暇したあと、重蔵さんのところから一番近くにある書店さんを覗いてみると、なんと『欧文活字』が面…

高岡昌生さん発見!

「欧文活字」でWeb検索してて嘉瑞工房・高岡昌生さんの取材記事を発見しました! 就職ジャーナルというサイトで、記事は「Vol.197 【前編】高岡昌生」「Vol.198 【後編】高岡昌生」です。 重蔵さんのもとで修行を始めたころから現在までの話がコンパクトにま…

「エドワード・ジョンストンとロンドン地下鉄書体」トークイベント

12月11日、浅草の Book&Design で開かれた「DesignTalks 04 ロンドン地下鉄書体100周年記念 エドワード・ジョンストンとロンドン地下鉄書体」トークイベントに行ってきました。 ゲストは、武蔵野美術大学教授で『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』の訳者で…

ジョンストン・サンズ 100年

ロンドンの地下鉄書体として知られるジョンストン・サンズ(Johnston Sans)が誕生して、ちょうど100年が経ちました。 エドワード・ジョンストンの手になるこの書体は、烏有書林で出している『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』によると、1916年の6月に大…

『Typography 09』誌に記事を書きました

まもなく発売の『Typography 09』(グラフィック社)に、組版について記事を書きました。「これだけは知っておきたい組版の常識・非常識」というコーナーで、嘉瑞工房の高岡昌生さん、コン トヨコさんと分担して、私は和文編と和欧混植編の一部を担当しまし…

TypeTalks 第34回のお知らせ

3月26日に表参道の青山ブックセンター本店で、TypeTalks 第34回「初公開! 岩波書店の組版ルール/書籍組版は「いい加減」がいい加減!?」が開かれます。 青山ブックセンターのサイトでは、 出版社ではどのようなルールに基づいて文字を組み、本をつくってい…