『ロンドン地下鉄書体』

「エドワード・ジョンストンとロンドン地下鉄書体」トークイベント

12月11日、浅草の Book&Design で開かれた「DesignTalks 04 ロンドン地下鉄書体100周年記念 エドワード・ジョンストンとロンドン地下鉄書体」トークイベントに行ってきました。 ゲストは、武蔵野美術大学教授で『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』の訳者で…

ジョンストン・サンズ 100年

ロンドンの地下鉄書体として知られるジョンストン・サンズ(Johnston Sans)が誕生して、ちょうど100年が経ちました。 エドワード・ジョンストンの手になるこの書体は、烏有書林で出している『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』によると、1916年の6月に大…

ロンドン地下鉄150年記念本

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』に推薦文を書いていただいた河野英一さんから、ロンドン地下鉄開通150年を記念した本『London Underground By Design』をいただきました。もちろんNew Johnstonの章で河野さんも登場します。 ロンドン地下鉄にかかわる…

代官山 蔦屋書店でロンドンフェア開催中!

お知らせがすっかり遅れてしまいましたが、いま代官山 蔦屋書店の旅行書コーナーで、ロンドン関連本フェア開催中です! もちろんロンドンオリンピックにあわせてのフェアなのですが、その中の「バスで行く? 電車で回る? ロンドンの巡り方いろいろ」コーナ…

ロンドンに行く前に

最近ロンドンオリンピックがらみでロンドン市街の映像がよく流れていますね〜。 ロンドン地下鉄で使われている文字や標的マーク(ブルズアイ)はもちろんですが、ロンドン名物の二階建てバスでも、行き先表示や路線番号などで、河野英一さんがデザインしたニ…

『ロンドン地下鉄書体』の紹介記事3

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』が『日経デザイン』(2011年4月号)で紹介されました。 「ロンドンの象徴はどのようにして作られたか」 ロンドンを訪れたことがない人でも、丸に横棒を引いた地下鉄のマークを見れば、ロンドンの象徴だと感じるだろう(…

『ロンドン地下鉄書体』の紹介記事2

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』が『idea アイデア』(2011年3月号、特集:平野甲賀の文字と運動)で紹介されました。一部抜粋します。 現在の書体デザイナーのすべてが間接的にであれジョンストンの影響を受けているといわれるように、そのタイポグラ…

高岡重蔵氏90歳の誕生会

昨日、1月18日で90歳になられた高岡重蔵氏の誕生会が開かれました。 60人を超える人々が集まり、歌やギター、フィドル(ヴァイオリン)の演奏が披露されるなど大盛況でした(この様子は嘉瑞工房ニュースでどうぞ)。 高岡重蔵氏を師匠と慕う河野英一氏や小林…

『ロンドン地下鉄書体』の紹介記事

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』が『+DESIGNING プラスデザイニング』(2011年2月号)で紹介されました。 「最初のヒューマニスト・サンセリフ」、その書体設計が明らかに 今でもロンドンのイメージと言えば、地下鉄を思い浮かべる人も多いだろう。し…

デザインの現場ブログで紹介されました!

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』が『デザインの現場』ブログ(12/7)で紹介されました。 ロンドンの地下鉄書体といえば、 地下鉄のほかバスにも使われ、 見た瞬間にロンドンを感じる定番書体。 1916年にエドワード・ジョンストンによってデザインされ…

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』出来!

大変お待たせいたしました! 本日『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』ができ上がり、取次店さんに届けました。 できたてホヤホヤの書影を少し紹介します。 ジャケットです。 カリグラフィをしているエドワード・ジョンストンの写真もあります。 生まれたて…

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』ジャスティン・ハウズ/後藤吉郎 訳

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体 ── Johnston’s Underground type』ジャスティン・ハウズ/後藤吉郎 訳最もロンドンを感じさせる書体、“ジョンストン・サンズ”。その書体設計者であるエドワード・ジョンストンの果たした役割、成果の詳細を紹介する。 エ…

『ロンドン地下鉄書体』の進捗状況、その3

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』のジャケットの色校が届きました。写真はその色校と束見本です。 この中に図版と文字が印刷され、ジャケットが巻かれた姿を想像すると、わくわくしてきます。本を作っていて、表紙やジャケットに使う紙をあれこれと考え…

訪英日記5 ロンドン

翌日、ロンドンの街を散策しました。チチェスターやディッチリングの後なので、空気の悪さがやけに気になります。 これはオックスフォード・サーカス駅。ニュー・ジョンストンとブルズアイの円形マークが見えます。 駅の通路に古いサインがあったのでパチリ…

訪英日記4 ディッチリング

いよいよ今回の私の目的地、エドワード・ジョンストンゆかりの地のディッチリングです。 とても長閑な田舎の村で、ああ、こんなところで生活できたらな〜なんて思いました。 まずはジョンストンがかつて住んでいた家。 もちろん今は別の人が住んでいるのです…

訪英日記3 ブライトン

ネットで格安予約したブライトンのホテルに着いてみると、びっくりするくらいの高級ホテルでした。 高級感ただようホテルの看板。ほのかにGoogleロゴのGっぽい。 高級感ただようホテルの外観。 高級感ただようホテルの吹き抜け。 高級感ただよう……このヘンで…

訪英日記2 チチェスター

イギリス南東部の街チチェスターに着きました。 まずは街を探索、11世紀に建てられたという大聖堂がそびえていたりと、とても歴史を感じさせる街並みです。 チチェスター大聖堂にはこんな日時計がありました。朝7時から夕方6時までを示すのかな? 太陽の角度…

訪英日記1 ヒースロー

今回の訪英は、実は嫁の用事に便乗してのものだったので、けっこう色んな場所を回りました。 初日は日本を午前中に出て、イギリスのヒースロー空港に着いたのが夕方の4時半ごろ。時差は日本時間マイナス8時間です。 12時間の禁煙の後、ヒースロー空港で急い…

『ロンドン地下鉄書体』の進捗状況、その2

お待たせしてすみません。『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』、いま本文の最終チェック中で、まもなく表紙周りに取りかかります。 少し内容を紹介すると、 これはエドワード・ジョンストン(Edward Johnston)が1916年にデザインしたジョンストン・サンズ…

『ロンドン地下鉄書体』の進捗状況

大変お待たせしている『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』、ネイティブ・チェック(外国人による訳文チェック)が全体の3/4まで進みました。 可能なかぎり原文に忠実な訳になるよう心がけておりますが、ネイティブにとっても難解な英語であることと、その…