雑談・覚え書き

安吾ゆかりの桐生で「明治・大正・昭和の葬儀と葬列」展

桐生で開かれてる「明治・大正・昭和の葬儀と葬列」展、「坂口安吾(1906~55年)の葬儀写真など40点が来場者の目を引いている」「安吾のデスマスクを取っている様子を、友人が撮影した写真もある」とのこと。面白そう。最近の書き込み、なんか安吾づいてる…

『老薔薇園』のタイトル書体

石井宋朝体、うちの金子光晴『老薔薇園』のタイトルで使った文字です。最初は金属活字の長宋体(津田三省堂)を使おうと清刷りを依頼したら、名古屋活版さんがすでに母型を破棄してしまった後で、慌てて写植で打ってもらいました。タイトル用に、シャッター2…

『いんてる』

先日、知人から日本校正者クラブの機関誌『いんてる』第144号(2017.3)をいただきました。 『いんてる』という誌名がとてもいいですよね。活版印刷で使われるインテルは、行間に挟む金属や木製の込め物のことなんですが、しっかり活字を支えながらも決して…

書店がたくさん……

新刊を出すときには、いつも全国の書店さん数百軒に新刊案内Faxを送っています。今回、久々にFaxを送信したんですが、「現在使われておりません」が40軒以上も。。。約2年でたくさんの本屋さんが閉店していました。 そして今日も、 ジュンク堂書店梅田ヒルト…

『印刷図書館コレクション』刊行

印刷図書館設立70周年を記念して、同図書館所蔵資料を紹介する『印刷図書館コレクション』が刊行されました。先週10月26日に如水会館で出版記念パーティが開かれたのですが、私も本書の編集をお手伝いした縁からご招待いただきました。 ↑会場の一角に飾られ…

高岡重蔵さん96歳!

今日1月18日は、いつもいつもお世話になっている高岡重蔵さん96歳の誕生日。おめでとうございます! 新年の挨拶も兼ねてご挨拶に伺い、一時間ほど話をしてお暇したあと、重蔵さんのところから一番近くにある書店さんを覗いてみると、なんと『欧文活字』が面…

高岡昌生さん発見!

「欧文活字」でWeb検索してて嘉瑞工房・高岡昌生さんの取材記事を発見しました! 就職ジャーナルというサイトで、記事は「Vol.197 【前編】高岡昌生」「Vol.198 【後編】高岡昌生」です。 重蔵さんのもとで修行を始めたころから現在までの話がコンパクトにま…

「エドワード・ジョンストンとロンドン地下鉄書体」トークイベント

12月11日、浅草の Book&Design で開かれた「DesignTalks 04 ロンドン地下鉄書体100周年記念 エドワード・ジョンストンとロンドン地下鉄書体」トークイベントに行ってきました。 ゲストは、武蔵野美術大学教授で『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』の訳者で…

ジョンストン・サンズ 100年

ロンドンの地下鉄書体として知られるジョンストン・サンズ(Johnston Sans)が誕生して、ちょうど100年が経ちました。 エドワード・ジョンストンの手になるこの書体は、烏有書林で出している『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』によると、1916年の6月に大…

嘉瑞工房HPリニューアル!

いつもいつもとてもお世話になってる嘉瑞工房のHPがリニューアルされてます! なんかいきなり動き出してビックリです! →嘉瑞工房HP

堀江紙工所訪問

今日は埼玉県戸田市にある堀江紙工所さんに伺い、『老薔薇園』の表紙とジャケットの箔押しに立ち会いました。 これが表紙の箔押し機。 1枚ずつ手作業でセットしてはプレス……を、うちのような少部数の本でも1000回は繰り返していただいてるんですよね。改めて…

1部抜き到着

11月刊行『老薔薇園』の1部抜きが届きました。 写真はその本文とジャケット。1部抜きは、本番用に印刷したものを、確認用に1枚ずつ抜き出したものです。 久々の新刊ですっかり段取りを忘れちゃってましたが、なんとかここまで漕ぎ着けました。あとは箔押し…

文字は残る

ご冥福をお祈りいたします。

ふと考えた

まったくの雑談。 「日本は、あくまで自衛の場合を除き、あらゆる戦争を放棄する。テロも、テロとの戦いも支持しない。ただし、戦いによって虐げられている人々への支援は惜しまない。」 こんなことを言ってくれる人が首相だったら、とふと考えた。望むべく…

最近読んだ本

ここ最近読んだ本の中から印象に残った文章を少々。「書評空間」が終わってから読みっ放しが続いてたんですが、なにかに書いとかないとすぐ忘れちゃうたちなのでメモ代わりに。どれも面白い本でしたよー。 『文体の科学』(山本貴光、新潮社)から 私たちは…

10月にジュンク堂書店新潟店で坂口安吾フェア

10月1日からジュンク堂書店新潟店で坂口安吾フェアが始まるようです。場所は1階レジ前とのこと。 今日、フェア用に坂口安吾『アンゴウ』と尾崎士郎『没落時代』の出庫依頼をいただきました。ありがとうございます! 安吾の盟友だった尾崎士郎の本まで並ぶと…

新潟にて

9月2〜3日、新潟市に行ってきました。 新潟出身の作家・坂口安吾の読書会である「安吾の会」の特別企画として、今年はじまった「夜の安吾ゼミ」に、ゲストとして呼んでいただいたんです。 新潟市民映画館シネ・ウインド代表で「安吾の会」会長でもある齋藤正…

大学時代の……

今日、大学時代の恩師・ゼミと卒論の指導教官だった畑有三先生が、4月16日に亡くなっていたことを知った。 ちょっと思い出を書いてみる。 とんでもなく不真面目な学生だった私は、たいていゼミが終る10分前ごろに顔を出し、遅刻扱いにしてもらっていた。5分…

海文堂書店復活!?

昨年9月に閉店した神戸市の海文堂書店が復活するかもしれない!とのこと。 詳しくは空犬通信「海文堂書店」が市の支援で「復活」?をご覧ください。 海文堂書店の閉店は結構ショックで、昨年8月に書いたまた一つ、烏有本の並んでいる書店さんが……でも少し触…

すごく楽しい住所

まったくの雑談です。 今日、烏有本の一部を収蔵いただいている公共図書館あてに「シリーズの残りも買ってね!」というDMを出すため住所を入力していたんですが、一ヵ所、住所表記に見とれてしまいました。 鹿児島県志布志市志布志町志布志2250−1 なん…

そこは縫わないでと頼んだのに、縫われてしまった。

昨日、『結ぶ』(皆川博子、東京創元社)を読み終えた。 「そこは縫わないでと頼んだのに、縫われてしまった。」から始まる表題作「結ぶ」を始め、粒揃いの……というより、傑作しか入っていない驚愕の短編集。 昨年から今年にかけて、『少年十字軍』『影を買…

「今年もうちょっと売りたかった本」フェア

少し先の話ですが、備忘録も兼ねて。 年末年始にかけて、ブックファースト新宿店(西口)で「もうちょっと売りたかった本」フェアが開かれるそうです。(追記、これかな→「ブックファースト新宿店スタッフ24人が選ぶ2013年の180冊」12/23(月)〜2014/1/26(…

書店店頭にて

昨日、七北数人さんと次の本の打ち合わせも(少しだけ)兼ねて新宿で飲んだんですが、その前に紀伊國屋書店の新宿本店と南店を覗いてきました。 南店4階の文芸書売り場では、尾崎士郎『没落時代』が平積みに。 同じ近代文学コーナーの棚の側面には、なんと『…

また一つ、烏有本の並んでいる書店さんが……

神戸市の老舗書店、海文堂書店が9月で閉店とのこと。→「神戸の海文堂書店、9月末閉店」(神戸新聞8/5) 立ち寄ったこともない書店さんなのに、なぜかちょっと、こたえました。海文堂さんにはうちの本を何度かブログで紹介していただいたことがあって、秘か…

千年の愉楽

若松孝二監督が亡くなった。 映画はあまり見る方じゃないし、若松作品も『水のないプール』とか内田裕也モノしか見たことがなかったけれど、『千年の愉楽』はぜひ見なければと思っていた。 それにしても遺作が中上健次原作の『千年の愉楽』とは。きっと礼如…

『或る年の冬 或る年の夏』が復刊された!

5月10日の当ブログで「復刊求む」と書いた藤枝静男の名作『或る年の冬 或る年の夏』が、講談社文芸文庫から7月末に復刊されました! なんというベストなタイミング。これ、本当に名作です。必読です(併せて烏有版『田紳有楽』もぜひ!)或る年の冬 或る年の…

ロンドンに行く前に

最近ロンドンオリンピックがらみでロンドン市街の映像がよく流れていますね〜。 ロンドン地下鉄で使われている文字や標的マーク(ブルズアイ)はもちろんですが、ロンドン名物の二階建てバスでも、行き先表示や路線番号などで、河野英一さんがデザインしたニ…

活字鋳造所・蔵出し記事

名古屋活版の記事のついでといってはなんですが、もう一つ活字鋳造所の記事を。 これは、印刷系某協会の会員向け冊子に掲載するはずだった記事で、書いたのは2009年の3月ごろです。 最初、先方から連載のお話をいただいて、いくつか企画案を出した中から選ば…

名古屋活版地金精錬所について

名古屋活版地金精錬所が廃業を考えているそうです。 以前、名古屋活版を取材させていただいたことがあるんですが、『印刷雑誌』のバックナンバーを調べてみると、もう6年も前になるんですね。 最近名古屋を訪れた嘉瑞工房の高岡昌生さんの話だと、資金繰りに…

ジュンク堂書店新宿店へ行こう

ジュンク堂書店新宿店が3月31日で閉店になります。 書評効果でいま売れに売れている『剃刀日記』、新宿店にあった分は今日で売り切れになりました。 うちの本は届くのに時間が掛かるので、おそらくもう補充は間に合わないと思います。(取引先不明で補充注文…