「シリーズ日本語の醍醐味」の書評

 『図書新聞』4月28日号に「シリーズ日本語の醍醐味」の2冊、坂口安吾『アンゴウ』と石川桂郎『剃刀日記』の書評が載ります!

 評者はなんと、ブックデザイナーの鈴木一誌氏です。本当にありがとうございます。
 鈴木一誌氏は、著作を拝読するばかりで一面識もない憧れの存在ですが、本を見ただけで、造本・書体はもちろんそれらに込めた烏有書林のコンセプトまで、こちらの意図をここまで正確に見抜いてしまうものかと、うれしくも恐ろしい気がしました。ひそやかなこだわりを白日の下にさらされたような、面映い感じです。
 ちょうど先日書評空間に書いた「装丁山昧」の紹介文とも呼応するような内容で、それにも驚きましたが、鈴木氏の凄い書評の後で自分の文章を読みかえすと、なんだか薄っぺらい気がして恥ずかしくなります……
 あまりに精緻な書評だったので、一部だけの引用は控えます。
 『図書新聞』4月28日号、ぜひご覧ください。
 (図書新聞様より転載許可いただきました。こちらで読めます→烏有ブログ4/28