紀伊國屋書店 新宿本店・南店にて

 今日、新宿の紀伊國屋書店さんを回ってきました。
 本店4階にある紀伊國屋ホールでは、ちょうど紀伊國屋ビル竣工50周年を記念したパネル展が開かれています。
 竣工当時のビルの写真はもちろん、紀伊國屋ホールのイベントポスター、伝説の創業者・田辺茂一さんの写真や肖像画もありました。横尾忠則氏デザイン「安吾フェスティバル」のポスターをまじまじと見ていたら「原弘」の文字が。文士、役者にまじって回想劇の舞台に上がっていたとは!
 あと、旧店舗の写真がまたいいんですよ。ふつうの本棚は側面で、広い店内の中央に大きな平台が等間隔にドンドンドンと並び、たくさんの本が平積みに。ちょっとしたギャラリーの特設展のような雰囲気(ちょうどこれ(烏有ブログ2012/4/12)を10倍ぐらい大規模にした感じ)で、あんな贅沢な空間の使い方、今の紀伊國屋さんの規模でやったらとても新鮮だと思いました。期間・フロア限定でいいからやってくれないかなあ。


 その後訪れた新宿南店では、『蝕まれた虹』のPOPを発見!(もちろん店頭POP集に追加)

 南店では、このシリーズはほぼ毎回POPつきで積んでいただいてます。担当の方がかなりの文学好きで、行くとついつい話し込んじゃうんですよね〜。4階の近代文学コーナーに並んでいますので、ぜひに。
 新宿に行くさいには、紀伊國屋本店・南店をハシゴなんていかがでしょう? それぞれに特色があるので、違った本との出会いがあって、とても楽しいですよ。