ジュンク堂池袋店で『小さな出版社のおもしろい本』フェア

 2月16日から、ジュンク堂書店池袋本店の9階カウンター前で『小さな出版社のおもしろい本』フェアが始まっています。→ジュンク堂書店Webページ

 サンエイムック『小さな出版社のおもしろい本』については(烏有ブログ2014-12-24)でも少し紹介しましたが、ジュンク堂の担当の方から、このムックで取り上げられている本の一部を集めてフェアを開催中、との連絡をいただき、さっそく昨日行ってきたんです。
 書棚にペタペタと貼られた手書きのPOPが、いい雰囲気を醸し出してますね〜。ありがたいことに烏有本も3冊並んでいました。

 本当は『高岡重蔵 活版習作集』の出庫依頼もいただいたんですが、もう版元品切なのでこのフェアには並んでいません。ただ、池袋店のデザイン書売り場には2冊だけ在庫がありました。しばらく増刷はできそうにないので、欲しい方はお急ぎ下さい。

 で、烏有本のPOPもあったので、写真を撮ってきました。(もちろん店頭POP集に追加)


 このフェア担当の方は9階の印刷・デザイン書の担当者でもあったので、以前からデザイン書の話をしたことはあったんですが、今回初めて坂口安吾中上健次の話になって、実はかなりの文学好きだということが発覚! 桜桃忌にも参加したことがあるとは。こんなところに隠れていたんですね〜、近代文学好きが。貴重です。(そういえば先週は安吾忌で、例によって朝まで飲んでました。それにしても最近めっきり、徹夜がキツくなってきたな……)

 書店さんのフェアにうちの文学本が並ぶことはめったにないので、本当にありがたい。
 それに、1冊のムックがきっかけで、いろんな小出版社が注目されるのもうれしい。(ジュンク池袋店ではこんなの→烏有ブログ2014-09-11「“ひとり出版社”を興す」フェアもありましたね)
 今回の『小さな出版社のおもしろい本』フェアは3月末まで開催とのこと。ぜひみなさん、足をお運びください。