『欧文活字』が紹介されました!

 朝日新聞デジタル(6月14日)で代官山蔦屋書店の馬上綾子さんが、『世界の活版印刷グラフィック・コレクション』(グラフィック社)、『カッパン博士の解剖学講義』(タイプショップg)とともに新装版『欧文活字』を紹介してくれました。

 「巻頭付録に活版刷の作品が付いています。その美しい佇まいに見惚れ、思わず紙面を撫でてしまいます。活版職人はできるだけ仕上がりの凹凸をなくそうと苦心するそうです。ですから職人魂を自分のあらゆる感覚で感じたくて活版印刷物を手にとるとついつい紙面を撫でてしまう癖がつきました。」

 記事の全文は「「活版印刷」に託す、ささやかな夢」で読むことができます。
 代官山蔦屋書店さんでは先月も『高岡重蔵 活版習作集』フェアや関連トークイベントを開催してもらいましたが、そもそもは馬上さんが『欧文活字』をとても気に入ってくれて、昨年1〜3月に嘉瑞工房関連本フェアを開いてくれたのが切っ掛けでした。
 そういえば、馬上さんを紹介してくれたのは、紀州・新宮グループ(といっても大逆事件とは関係ない!)の大先輩、旅行書コンシェルジュの森本さんでした。
 うちの本は、ほとんどの蔦屋書店さんには並ばないんだけど、森本さんと馬上さんのおかげで代官山店だけはいつも(とくにタイポ系の本は全点)揃えてもらってます。で、あのマニアックな本たちがびっくりするぐらい売れてるんですよね〜。ありがたい。